コロコロと興味の対象が移り行く音方による、日々の熱い物を綴ってみた日記。   ※アダルト・商業系サイトやここの記事とあまりにもかけ離れたTBやコメントは削除させて頂いています。悪しからずご了承下さい。


by otokata
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本田美奈子さん死去

Excite エキサイト : 社会ニュース

 本当は今日の音大学園祭の話でも書こうかなぁ、と思っていたんですけど、家に帰って家族から本田さんが亡くなったことを聞いてショックだったので、お悔やみの意も込めて。

 今年の一月から白血病の診断を受けて入院していたことは知っていましたが、うちの家族全員が治ってまた舞台に復帰するだろうと信じていました。時々公式サイトにも行っていましたが、「頑張って闘病生活を続けています」というメッセージや、病床からCDをリリースしたりなど、強い意思を持って頑張ってらっしゃるので、大丈夫なんだ、と安心していました。

 だから、まさかこんなに早く亡くなってしまうなんて・・・。


 正直に言うと、私は去年の7月くらいまで、本田美奈子が好きではありませんでした。
ミュージカルにたくさん出演しているけど、テレビで聞く彼女の歌はどうしても上手いとは思えず、発声は苦しそうだし、声は細いし、聞いていて苦しくなってくるのにどうしてそんなにいい役があんなにつくのか不思議でした。

 だけど去年の7月25日の『レ・ミゼラブル・イン・コンサート』での彼女のエポニーヌは、私の先入観を全部打ち砕くだけの力と輝きを持っていました。確かにやっぱり歌はそんなにメチャクチャ上手いわけじゃないけれど、不安定なところもたくさんあったけれど、醸し出す雰囲気が疑いようもなくエポニーヌでした。『オン・マイ・オウン』も、いつかテレビで聴いたようなものではなく、健気でいじらしくてとても切ないエポニーヌがそこにいました。歌の危うさなんて気にならないくらい。演技力と彼女の持つオーラというか、資質というか・・・、それらが全部カバーしきっていたように思います。『恵みの雨』では、気がついたら私ボロボロ泣いてましたもの。あの時の感動は、忘れられません。

 『王様と私』は、全然一路さんと高嶋さんしか意識していなかったから覚えていないし、『ミス・サイゴン』のキムも、『ひめゆり』も観ていない。ファンティーヌは結局幻になってしまったので、私と本田美奈子の思いつく限りの接点って言ったら、『H×H』の「風のうた」とその一回きりのゲストのエポニーヌだけですが、それでも印象深い方でした。

 もっと色々な本田美奈子を見てみたかったです。そうしたら、もっともっと彼女のいいところとか、大きくなっていく姿とか見られたのかもしれない。38年間・・・、もっと生きていて欲しかったし、舞台にも立っていて欲しかった。そう思うと、残念でなりません。

 心からご冥福をお祈り申し上げます。

本田美奈子 オフィシャルサイト
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by otokata | 2005-11-06 19:07 | 舞台・役者さん