コロコロと興味の対象が移り行く音方による、日々の熱い物を綴ってみた日記。   ※アダルト・商業系サイトやここの記事とあまりにもかけ離れたTBやコメントは削除させて頂いています。悪しからずご了承下さい。


by otokata
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結論:実はバルジャベが語りたかっただけ?

ちょっと考えてみました。

何故ヴォートランとラスティニャックで「やおい」は無いのか

今日の記事は、腐女子的な内容、男性同士の恋愛についてです。
内容は、上記の2人の他、原作のバルジャンとジャベールを含みます。
しかも論理的思考ではなく、100%音方の感情的かつ主観的な勝手な意見の垂れ流しです。
内容はこの上なく薄いです。期待もしないで下さい。

そういう話題が苦手な方、耐えられない方、怒りを覚えてしまう方は、どうかこの先を読まないでください。



いいですか?




昨日の記事で、

ええ、「やおい」とヴォートランは全然違いますとも!
・・・どこがって言われてもちょっと困るけど、そういう萌えは感じませんでした(汗)。

と、述べました。
でも、ちょっと待って。ヴォートランは私の知る中でもかなり魅力的な人物。しかも美青年趣味で女性に興味が無い辺り、同性愛者っぽい。
そしてラスティニャックも美しく、賢く、綺麗ごとだけでは生きていないけど、それなりに良心のある結構好きキャラ。

なのにどうしてその2人で”そういう萌え”がないのだろうか?

私なりに、少し考えてみました(この暇人・・・)。
これはあくまで私の主観と好みですので、納得できなくても、笑って流してくださいね。


最初は「美しくないから?」と、思っていたんです。
もちろんヴォートランが。「やおい」=耽美なので、美しくないと成り立たない。
それは中野さんが述べているように、多分一番ありえる線だと思うんです。
ヴォートランは筋肉隆々で、胸毛とか指毛が濃くて、普段はかつらだけど本当は刈上げで、とにかくビジュアル的に耽美とは程遠い人。挿絵を見ると余計に・・・。しかもやたら唾とか吐いてるし、結構下品なところあり。
ラスティニャックがいくら美しくても、その2人であんな構図やこんな構図(想像にお任せします)を想像しても、何だか汗臭そう(オイ)。よって、ヴォートランがもうちょっと美しくないと「やおい」は有り得ない。

・・・と、思ってたんですが

でも、よく考えると、原作のバルジャベだって美しくないぞ?
バルジャンは、活力に溢れて若く見えるとはいえ、一応年寄り。
ジャベールに至っては濃い頬髯に、大きな顎、笑うと歯茎まで見えるんだよ?
それでも原作を読んでバルジャベはありだと思った、私は。
こっちには美形と若さなんて要素は全然無いにもかかわらず。おじ様同士、いや、片や60代だからお爺様に片足突っ込んでるのに。でも、バルジャベはありだとやっぱり思う。

バルジャベに比べれば、ラスティニャックは美男子だし、絵的にはありだと思うんですが・・・。


次に、それぞれの関係を考えてみました。

まずはバルジャンとジャベール
 よく言われていることですが、”コインの裏表”のような存在。
徒刑囚だったバルジャンと、牢獄生まれ、父は徒刑囚で母はトランプ占いのジャベール。共に最低階層に居ながら、その階級を嫌って看守→警官という道をたどったジャベールと、そのころからジャベールには監視される側にあり、仮釈放後も彼に追われるバルジャン。司教の慈愛に触れて、神の、光の道に生きようとしたバルジャンと、バルジャンの慈悲を受けながらも変化を拒んで死を選んだジャベール。法に縛られるものと、法に仕える者。新約聖書と旧約聖書。囚人と獄吏。市長と警官。良心と法。人間と社会。
お互い正反対に見えて、近いところにいるのを感じていたのではないでしょうか?だから、引き寄せられるように、バルジャンの居るところにジャベールが現れるようなことになってしまうのではないかと。

 ジャベールから見たバルジャンは、特別執着しているわけではないが、時々現れる大物脱獄囚?法を踏みにじった囚人として、許しがたい存在。怪力で、抜け目がなくて、逃げ足が速くてずる賢い。だけど、彼の行いはどこか変だと、思っていたんじゃないだろうか。市長になったり、娼婦をかばったり(一瞬忌まわしい想像をしていたらしいけど)、自分を免職しなかったり、コゼットを引き取ったり、自らバルジャンだと名乗りを上げたり・・・。普通の囚人らしからぬ行動が、ジャベールの中で他の囚人とは別個の位置をしめていたとしても、おかしくはないと思います。もちろん、無意識のうちに。
 彼が自分を逃がしてからは、ずっと信じてきた世界を、バルジャンが覆し、ジャベールが法と良心を天秤にかけて、突発的にバルジャンを許すまでになってしまった辺り、影響力は大。最後にマドレーヌとバルジャンの姿が重なっていたところをみると、やっぱり自分を逃がしたから、というだけではなく、大分前から、無意識ながらそれなりに感じるものはあったと思う。「主人にめぐり合った犬」のような気持ちを抱いたり、「きみ」と呼びかけたりして、彼の偉大さを認めずにはいられなくなったジャベールは、間違いなくバルジャンのことを好きだったと思う(突飛かも知れないけど)。
 バルジャンから見たジャベールは、率直に言うと、自分を追いかける警官。なのだけど、マドレーヌ氏として彼の上官だった彼は、警官としてのジャベールの誠実さや、自分にも厳しいところ、仕事に熱心な一人の警官としての彼を、警戒すべき相手として、そして上司としてみているので、相容れない存在ではあるけれども、彼のことをよく知り、認めていると思う。
 また、不本意だろうが、長い付き合いだし、そこまで自分の顔を見て躍起になるのは彼だけだから、某映画の言葉を借りれば「今まではジャベールが私のことを知っていた。」とあったように、ジャベールは逃れるべき対象ではあったけれども、唯一自分のことをよく知る相手だったのではないかと。そういう意味で、裏表とか以外の親近感を抱いていても、おかしくないと思うのですが・・・、どうでしょうか?
 
 と、これが私の好きなバルジャンとジャベール像。ここのキーワードはやっぱり、”宿命の関係”とか、”裏表”だと思います。
 それにこの2人って、対立する関係だから緊張感をはらんでいるんだけど、それゆえにいつでも双方真剣勝負なんですよ。だからこそ、お互いのことがよく分かるんじゃないかと。
 きっとバルジャンは不器用で頭が堅く、しつこく自分を追いかけてくるジャベールが可愛いんだよ。そしてジャベールも、「奴といると何かがおかしくなる」とか、頭抱えつつも、バルジャンが気になるから放っておけないんだよ。
 なんて、妄想が止まらないのは言うまでもありません(溜息)。


ヴォートランとラスティニャック

 若くて美しく、聡明な男性が大好きで、その人には誠実に尽くし、人生哲学を披露したり、そそのかしたりするヴォートランと、彼が持ちかける甘く悪徳を含んだ話に誘惑されかけながらも抗おうとするラスティニャック。同じ下宿に住み、ヴォートランはラスティニャックのことを見透かしたようであるけれど、ラスティニャックはヴォートランのことが読めない。ヴォートランが話す一攫千金話には唆されるけど、ヴォートラン自身のことは全然好きじゃない。毎回会ったあとは不愉快になっている。

 ・・・・・・あれ?ヴォートランって、ラスティニャックじゃなくても、若くて綺麗で聡明で認められるだけの活力があれば、誰でもいい?かつて美青年の罪をかぶって投獄されたように、『娼婦の栄光と悲惨』で、別の青年を熱愛するように、何が何でもラスティニャックだけ、というわけじゃない?

 ラスティニャックは、ヴォートランに畏怖と嫌悪感を持っているようにみえるけど、特別な感情はなさそう。誘惑されてるのは、持参金目当ての結婚話に関してだし。

・・・・・・話が続かない(汗)。

 バルジャベみたいに、「この2人でないと」と、思わせるようなものが無い・・・。
じゃあ、仮に、ラスティニャックがヴォートランを愛したとしたら?

 抗いながらも、自分を熱愛してくれるヴォートランの甘い囁きに知らずに惹かれていくラスティニャック。傀儡になることは何とか逃れつつも、共犯めいた秘密の関係に・・・。

 もしくは、

 彼自身は必死で抗っているのだが、無理にでもラスティニャックをモノにしようとする、鬼畜入ったヴォートランとの、恋の駆け引きとか・・・


・・・・・だ、だめだ、想像できない。

 ラスティニャックがヴォートランにそっち方向で惹かれていく要素が何にもないし。結びついたとしても、その先が想像できない(汗)。パパ・ヴォートラン、ラスティニャックには優しいから鬼畜はちょっと違うかな。

 多分、ヴォートラン絡みのカップリングが浮上したのは、ヴォートランに同性愛という設定があったからだろうな。都合よく相手方も美しいし。だけど、彼らが結びつく要因は、あんまりない気がする。結びついても、何だかあんまり楽しくない(爆)。やっぱり男性同士なら何でもいいわけじゃないしなぁ・・・。


結論
①「やおい」に持って行くには、”同性愛”とか”美青年”とかいうよりも、どうしても切り離せないくらいの因縁の関係であった方が音方は萌える。

②相反するけれども、「内心実は・・・」くらいの秘めやかさのほうがツボ入りしやすく、むしろ元々の設定に”同性愛”っていうのがない方が、「実は好きでしょう?」とか、勝手な想像がしやすくて楽しい。

 うむ、見事にバルジャベ語りだけで終わってしまった気がするぞ。
しかもこんなに説得力のない文章でいいのだろうか(滝汗)??


 ・・・しかも私、なんだかんだ言って、バルジャベにはプラトニックのままいて欲しい人だったりするし(ボソリ)。
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by otokata | 2006-02-05 17:10 | レ・ミゼラブル