コロコロと興味の対象が移り行く音方による、日々の熱い物を綴ってみた日記。   ※アダルト・商業系サイトやここの記事とあまりにもかけ離れたTBやコメントは削除させて頂いています。悪しからずご了承下さい。


by otokata
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角川文庫レミゼ1巻GET!


 今日は母と雛人形を出しました。一年に一度なので、やっぱりちょっと新鮮味があっていいです。

 さて、近所の古本屋に行ったら、角川文庫の『レ・ミゼラブル』1巻を発見!!

 あのリーアム・ニーソンっぽいヴァルジャンが表紙のヤツです。

レ・ミゼラブル<1> 角川文庫 石川 湧 訳

 角川版は絶版になっているので、手に取ったのは初めてです☆アマゾンを見ても、3・4巻はユーズドなのに高値で出品されてるから、全然手が出せなかったのです。(とか言って、手に入りやすい岩波版も買ってませんけど・汗)

 パラパラと(ジャヴェールのいるシーンだけ)読むと、古風な岩波文庫と読みやすい新潮文庫の中間っぽい気がしました。ただ、サンプリス修道女に問いただすところだけ何だか変。

 「わしの義務なんで、くどく言っても許してもらわにゃ。あんたは今晩、一人、男を見なかったんだね。脱走したんで、探しとるんです。――そのジャン・ヴァルジャンという者を、見なかったんだね?」
(『レ・ミゼラブル』1巻 角川文庫 石川湧・訳 460頁)

 今まで一人称は「私」か「俺」だったのに、何故いきなり「わし」?
尊敬する修道女を”あんた”呼ばわりな上に、妙に爺くさい喋り方・・・。
警部は一体どうしちゃったんでしょう?



はっ!


 もしや敬意を持つサンプリス修道女が怖がらないように、精一杯の優しさのつもりですか!?

 この妙になまった感じの喋り方は、思いやりですか、警部!?
いきなり警察が押し入ってきて、驚かせちゃいけないとか、怖がらせちゃいけないとか、その上誠実な修道女に敬意を精一杯表した結果がこの喋り方ですか!?

 ・・・ったく、仕方ない人だなぁ、警部ったら(愛)v

 ちなみに、新潮文庫のこの部分は、

 「しつこく聞くのをお許し下さい」とジャヴェールがつづけた。「わたしの義務なのですから。あなたは、今晩一人の人間、ある男を見かけませんでしたか。脱走したので、捜しているのです。ジャン・ヴァルジャンという奴です。見かけませんでしたか?」
(『レ・ミゼラブル』1巻 新潮文庫 佐藤朔・訳 474頁)

普通です。普通に丁寧です。私はずっとこの訳で読んできたので、石川氏の訳が面白く感じるのも、無理はない気がします。

 ついでに、隣の棚にあったスーザン・ケイのファントム(上・下巻)も購入してきました。何だか真ん中に白い本を置きたくなります(笑)。
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by otokata | 2006-03-03 23:33 | レ・ミゼラブル