コロコロと興味の対象が移り行く音方による、日々の熱い物を綴ってみた日記。   ※アダルト・商業系サイトやここの記事とあまりにもかけ離れたTBやコメントは削除させて頂いています。悪しからずご了承下さい。


by otokata
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Never Say Goodbye


昨日は突発的に大暴走した文章を書いてしまって、恥ずかしい限りです(///)
翌日、目を覚まして朝食をとって、パソコンに電源を入れて、自分のしでかした事を思い出して悶えまくっていました。うっわー、これジャベじゃねー(恥)!!そもそも、原作基準にしたためとはいえ、ミュージカルに慣れちゃうと、バルジャンの事を「君」とか「あなた」とか呼ぶジャベに違和感100%・・・。まあ、いっか。あくまで私の中では原作重視だし。・・・それにしても、原作からも何万マイルと離れてる気もするけど(^^;

 でも、よくよく考えてみると脳内妄想以外でレミゼの文章を書くのは初めてだったりするので、記念に残しておきます。いつかきっと笑って見れる日が・・・、くるのだろうか?

 それはさておき、宙組公演『Never Say Goodbye』。
レミゼ観る前にいい加減感想をUPしとかないと私がすっきりしない。何と言っても、和央ようか&花總まりの退団公演だし。この響き自体、今でもちょっと実感湧かない。だって、私が初めて宝塚を観た93年『ブルボンの封印』から、ずっとこの二人はいて当然、光って当然のような存在だったから。特別ファンだったわけじゃないけど、何だか寂しいし、いなくなるということが今でも信じられない。
 



さて、『Never Say Goodbye』。全然話の筋とかは知らずに行ったけれど、観てみると至ってシンプル。

あるカメラマンの男性と脚本家の女性の愛の物語。

ほら、シンプル。
その時代がたまたま1930年代で、ファシストが台頭してスペインを侵略しようとしていたので、祖国や愛する国を守るために、色々な思惑や生き方が絡んできて2時間30分ほどの話になっている。が、基本は愛の物語。サブタイトルだって、「ある愛の軌跡」だし。

 観に行った日はたまたま日曜日で、『地球見聞録』の綜馬さんの物語るスパニッシュな世界を堪能した後だったので、ちょうど良かったです。やっぱり地球見聞録は最高!23日は録画を絶対に忘れない様にしなくては、東京から帰ってくるのは水曜日だし!

 話が逸れたところで、再び『Never Say Goodbye』。
今回の公演の前に初舞台生の口上があった。以前も見た事はあったけど、今年は何故か幕が上がって、袴姿の初舞台生が舞台に並んでいるのを見た瞬間、無性に感動して泣きそうになってしまいました。なんか、「彼女たちはここまで来るのにどんなドラマがあったんだろう」とか、「これから全てが始まるんだな」とか、色々感情が高ぶってしまって、どうしようもなかったです。もちろん、ロケットの時も。本編より感動したかもしれない・・・。

 で、その本編『Never Say Goodbye』。
よくこの2人はここまで来たよな~、と思い、こちらも感慨深かったです。だって最初、どちらも歌はここまで上手くなかったですよ(と、いうよりあまり*******)?存在感もオーラもあったけど、演技と歌に関して、そして何より6年と12年ですか?ここまでトップを務め続けたということがものすごい。それをひしひしと感じました。ジョルジュとして、キャサリンとしてというよりも、この二人の集大成を見るような気持ちで客席にいました。演じてる側からすれば不本意な見方なのかもしれないけれど。

 音楽は話題のフランク・ワイルドホーン。何だかかみ締めたくなるようなナンバーが多かった様に思います。スパニッシュな曲やバラード、群集の叫びと、多様でしたが、どれも場に合っていてすごくよかったです。ただ、いつもと違って一曲もお持ち帰りできなかったけれど(苦笑)。いつもの宝塚節じゃないもんだから、つい・・・。うっとりしてるうちに終わってる。

 で、私は第1幕、この作品にを勝手に感じていました(爆)。

舞台はスペインだけど。誰も貧しい設定じゃないけど。元・徒刑囚もいないけど!!

・「祖国を守るんだ~!!」、「武器を取れ!!」、「バリケードを築け!!」、というようなあの戦いの場面。
・やたらと警官を引き連れてくる黒コートの人。
 (しかもニ幕では、「俺たちが法律だ!」とか言っちゃう。)
・宝塚にしちゃいつもより多用されてる(気がする)回る舞台
・”闘う者”達がバリケードで「明日」とか何とか歌ってるシーン
・そしてやっぱりバリケードには熱い指導者

その他いろいろありますが、馬鹿らしいからやめます!
要するに、スペイン殿、わたしはこの国をフランスという名の国だと思っていたのです。

 特に、黒コートのアギラール。彼は民衆達と対立していたけれど、祖国を守るために熱く団結したので、実は心の奥に熱いものを持った、けれども自分の正義を貫くためには世間のやってる生ぬるいやり方に苛立っている上に、高慢にしか物事を言えない不器用さんだと思っていたのです。不器用!!自身の正義!!私をときめかすその響き!!しかも黒コート(皮だけど)!!しかも遼河君は長身でスタイルも良く、歌も上手いし、冷酷なアギラール像を見事に描き出してくれていたので、もうオペラグラス釘付け。
 勝手に”スペインにおけるバリケード”での”某警官”ポジションを与えようとしていたのですが・・・(作品をごっちゃにするな!実際は全然似てないってばよ!!)

 でも、

 違う、それは違う。何も分かってないな~。

と、言う声が2幕が開いてしばらくした後聞こえてきたのです。

 2幕、アギラールさんは、何とスカルピアに変身してしまいました。
あ、スカルピアって、プッチーニのオペラ『トスカ』の敵役の警視総監です。トスカに横恋慕し、「恋人を釈放して欲しくば私のものになれ」と迫り、騙し、トスカに殺される役です。
 私はてっきりアギラールは純粋にスペインのためにソビエトと組もうとしてるのだと思っていたのに、単なる権力バカだったの!?ちょっとガックリ。このポジションにいる以上、ストイックに生きてくれなきゃ、私は燃えない。しかも唐突にキャサリンに恋する設定が浮上した上、いきなり力づくでものにしようとするこの態度!!こんな暴走の仕方じゃ私は萌えない~!!欲情が優先してるんだもん、この人。勝手に理想像を描いていたのに、「こんな人だったなんて・・・」と、勝手に失望して100年の恋も冷めた気分。
 せめて、アギラールがキャサリンに恋心を抱く様になった経緯とか、もうちょっと体だけじゃなくてキャサリンの事ちゃんと好きなんだよ、ってところを書いて欲しかったです。
これは、脚本・演出の小●様に。

 それにしても、ヴィセント(大和悠河)格好良かったです。途中ちょっとヘタレてたけど。
歌もちょっと力づくだったけど。あ、でもそれでかえって熱さが伝わってきたからそれはそれで良いかも。あと、一人だけマタドールの衣装がピッカピカに光ってるし。何かよくわかんないけど、ヴィセント好きです。

 う~ん、上から4人しか語ってない。だけど、この作品、他の人は結構没個性に書かれてるから、一回観ただけじゃ印象に残りきらないのがものすごく痛いです。名前すらあんまり覚えてないし。ごめんなさい、宙組さん。格好いい人やキレイな人が多かったのはちゃんと覚えてるんだけど・・・。

 最後のデュエットダンス、もう見納めだと思って必死に見ました。
・・・・最後のあれは、「王妃様~~!!!」ですか?
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by otokata | 2006-04-21 22:00 | 舞台・役者さん