コロコロと興味の対象が移り行く音方による、日々の熱い物を綴ってみた日記。   ※アダルト・商業系サイトやここの記事とあまりにもかけ離れたTBやコメントは削除させて頂いています。悪しからずご了承下さい。


by otokata
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24日 マチネレポ その2 キャスト感想〜バルジャン・ジャベール・アンジョルラス〜

 久しぶりに聴く「ジャッジャ〜ン!」の序曲。繋がれてくる囚人達。
私はこの瞬間の為に生きてる!って思いました。真剣に。

 今日は千秋楽だからか、会場の盛り上がりもすごかったです。
なんか拍手のボリュームとか、すすり泣きとか、いつもと違う。たまたまかも知れないけど。

 石井バルジャン・・・以前拝見した時は、まだ若い様な・・・って思っていましたが、今回ビックリするくらい低音がしっかりしていて、ビックリしました。めっちゃ貫禄が出てるし、ちゃんとバルジャンに見えます。「この子の母が〜♪」って高音で歌うまで、「実は石井さんじゃなかったらどうしよう」なんてアホな事を考えてしまったくらい(でも顔はしっかり石井さん・笑)表情も更に豊かになった気がします。包容力もUP。どこまでも優しいんですよ、石井バル。コゼットに対してはもちろん、『彼を帰して』では涙腺破壊されてしまいました。「違う、それは違う〜♪」も優しかったし、ジャベが最後に24653って呼んだ時の表情も、少し悲しそうに見えたし。ああもう、石井バルジャン最高でした!

 鈴木ジャベ・・・前回は「バルジャン、いいか、警告だ!」まで感情の見えないジャベールだと思っていたのですが、そうじゃなかったように思いました。
 例えば、ファンティーヌが市長に唾を吐いたとき、殴り掛かり体勢解除して反動で移動する時に動揺が見えた気がしたんです。「ありえない・・・」みたいな。表情はそんなに変わってなかった様な気がするけど。
 例えば、バルジャンの事を市長の前で回想して、「市長、失礼を・・・」って言う時、本当に頭はツーロンにいたみたいに、我に返ったように見えました。目の前の市長を見て、ピクッみたいな(笑)本当に心から「失礼!」って感じに見えました。絶対疑っていないに一票!
 例えば「ここに築こう〜♪」の「オー!」に一回目参加したけど2階目参加しないあたりとか。何か微妙なものを感じます。スパイ参加ですしね。きっと冷めた目で見てるんでしょうね、この辺り。
 きっともっと見てたら色々発見があったんだろうな・・・。もっと見たかったな・・・。

 正体がバレたときにフリーズするのは前回も気付いていたけど、他の二人と違ってしらばっくれないのが好きです。いえ、しらばっくれるジャベも愛していますが!この人は、性格的にしらばっくれられないんでしょうね、多分。捕まってからももがいたり余計な事をせずにただじっと状況を受け入れる。バルジャンと会っても動揺をあまり外には出さない。「なんてことだ、これは逆だぞ!」も、そうなった状況を見て、客観的にその事実に対して驚いていると言うか、バルジャンに復讐されるという驚きよりも、彼が言った出来事に対してツッコミを入れてる様に聞こえると言うか・・・。ああ、上手く表現できない(涙)。「犯罪者が警官を裁く、これは立場が逆だ!」と、いうようなことに驚いているけど、客観的で自分の身に迫った事じゃない様に聞こえる。運命享受型というか、本当原作に近いタイプのような気がします。

 その分動揺した後がすごい・・・のです。掴み掛かりますから、あのジャベールが。対決も優雅に突きで攻めるジャベが、掴み掛かるんですよ!?予期せぬ、受け入れられない行動が起こるとどうしていいのか分からなくなってしまうんでしょうね。この人の場合、特に。

 再会したジャベールは何だか疲れている様に見えました。もちろん綜馬さんが疲れてるんじゃなくて、ジャベールが。今までのように逮捕する気なんでしょうが、そうしきれない心が既に現れていると言うか、上手く出来ないと言うか・・・。髪の色のせいだけじゃなくてちょっと老けた感じがしました。
 そして遂にバルジャンを逃がしてしまうけれど、思わずというよりも吹っ切れてしまったような印象を受けました。自分が何をしているか分かってやっている。だからこそ余計フラフラと後ずさり、バルジャンの行く手をさした手を見つめて崩れ落ちてしまう。勘違いかもしれませんが、それが鈴木ジャベから受けた印象です。
 自殺、やっぱりさほど激昂したりしないジャベール。だけど心の中で深く苦悩して、思い悩んで、思い詰めて・・・。その結論としての自殺だって言う説得力はありました。だからこそ、なおさら助けてあげたいのに〜!!

 ジャベールは不器用な人だと思いますが、鈴木ジャベの場合、特にそれを表に出さないから余計思い詰めちゃうタイプだとお見受けしました。本当は心の中で動揺もしてるし怒ったりもするし、色々移り変わっているけど、それをいちいち大げさに出さないだけのように感じました。今まで私が思っていたよりも、ずっと人間的。

 それでいて、今更だけど格好いいし、可愛い。ルックスだけで言うと、一番好み。(一番美しいのは岡さんだと思っているけど)
対決の後に盛大に警棒を飛ばされちゃうあたりとか、最高に可愛い。(何故そこ!?)随所随所可愛いけど、バリケードでバルジャンが見つからなくてしょんぼりというか、耐えきれなさそうな顔をしてるのが愛しくてどうしようもないです。その後しかも必死に下水道の蓋を開けようとしてるのに開かないのが可愛い。他の二人も開かないけど、この人が一番可愛い。なぜなら一番非力そうだから(爆)。
本当に、助けてあげたいな〜、鈴木ジャベ。

 岸アンジョルラス・・・何を隠そう、始めて拝見しました。今期見た中で、一番自分の理想のアンジョルラス像に近かったです。熱血漢で、髪型がふわっとしてて、歌がうまくて、格好よくって・・・。って、好みの問題ですね、これ(笑)。虹の空に飛んで行ったマリウスを見つめる目が恐ろしかったです(汗)。
 それこそ、

 「お前革命する気あるのか?」  
 
 っていわれそうな・・・。
 恵みの雨でエポニーヌを見つめる時の表情が切なかった事、「立つのだ♪」「仲間よ!」「世界にっ!」「自由を〜♪」の叫びがどうしようもなく辛かったこと、グランテールをギュッとしてくれたこと、「カフェ・ソング」でコンブフェール、グランテール、両方の背中に手を回してくれた事から、マチネ版・私の涙腺破壊大王に決定しました。おめでとうございます!!
 何か二人の背中に手を回してくれたのがすっごく嬉しかったです。グランテールもコンブフェールも、接する形は違えど彼の大切な友人なんだって伝わってきて・・・。そうだよな、そうだよ!!って、何度も頷いてしまいました。

 
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by otokata | 2006-04-24 23:17 | レ・ミゼラブル