コロコロと興味の対象が移り行く音方による、日々の熱い物を綴ってみた日記。   ※アダルト・商業系サイトやここの記事とあまりにもかけ離れたTBやコメントは削除させて頂いています。悪しからずご了承下さい。


by otokata
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STARS

 昨晩、ポニテ会の絵チャに参加してきました。
一応「マウスで絵とか描けないかな・・・」と、前日とかにペイントで試みたのですが、あんまりにも絵心が無いのであっさり諦め。ROM専門で語り明かしてきました。
 
 もう、命日の過ごし方としては最高級のものだったと思います!!
画面全体に、絵描きさん達の個性豊かでなおかつ鼻血吹く位素敵なジャベの数々!!
右を向いてもジャベ、左を向いてもジャベ、上を見てもジャベ、下を見てもジャベ(失神)!!おまけに下の方では華やかなる、ジャベをひたすらいじりたおす偲ぶ素敵な会話が繰り広げられると言う・・・。ただただ幸せでした。ええ、もう、皆様ステキすぎます!!思わず足元にひれ伏したくなってしまいます・・・(平伏)。
 こんな素敵な方々と、素晴らしいジャベを見ながらダイビング・タイムを迎えられた事を、本当に嬉しく思います。ええ、「今夜はジャベらナイト☆」最高でした(しかし、初めて打ったのにどうしてこれが一発変換されてるんだ、マイパソ・汗)!!

 さて、今日は命日期間最終SSとして、バルジャベを予定・・・していたのですが、不思議な事に中々バルジャベの神は降りてこなくて・・・_| ̄|○トーク中とかネタ出てくるし、結構妄想する方だと思っていたのですが、いざパソに向かうと、全然筆が進まなくて、ちょっと戸惑っています。
 多分・・・、愛が痛くて言葉に出来ない状態と思われます(肝っ)!!

 ってことで、同時UPしようとしていた痛い文章だけ更新。
いつか恐縮にも、「音方さんのバルジャベが読みたい」と言ってくださった方々の為にも書き上げたかったのですが・・・(本当に嬉しかったので!!)。もうすこしねかせて熟成させてみます。






Stars


 私達は始めから、あなたのことを見つめていました。

牢獄の中にはあまりに似つかわしくない誠実さを秘めた者として生を受けた時から

ずっと遥かな天空から見守ってきました。


 暗く汚泥にまみれた世界で成長していったあなたは、

いつしか毎夜私達に思いを馳せる様になりましたね。

自らの置かれた環境を嫌悪し、自分の進むべき道に悩み、

その上誰とも打ち解けることなく孤独に過ごす日々。

あなたの話し相手は、いつだって私達だけでした。


 そんなあなたが、“警官”という職業を選択し、

その第一段階としての看守として、最初の任務に就く前夜

私達にこう打ち明けましたね。

 「俺は全ての悪を、全ての恥辱を、全ての嘘を、全ての不正をこの世から消したいのだ。」と。

私達を映した、あの時の愚かなまでに真っ直ぐなあなたの瞳が、今も私達の記憶から消える事はありません。



 私達はあなたを心底愛していました。

それは、あなたが事あるごとに私達に触れ、心から愛してくれたから。

何か作戦を考える時は私達を仰ぎ見て考えをまとめていたし、

滅多に無かったけれども、迷いを感じたときには私達の下で祈りを捧げていた。

そして時には、私達に向かい、正義に対する実直な想いを語り、使命をやり遂げる誓いを立てた。

そんなとき、あなたはいつだって私達に最大限の誠意と敬意と払ってくれました。

その度ごとに、私達はあなたの心に触れる事が出来た。


 私達はあなたを心底愛していました。

それは、あなたがいつだって、職務に、自分の信じるものに忠実であろうとしたから。

あなたの正義には、屈折していた部分からなる、暗く融通の利かないところがあったけれど

自分のためではなく、自分が信じる絶対的で神聖な仕事にただ誠実であろうとしただけ。

あなたはそれを正義と信じ、使命と認識し、一生懸命に真っ直ぐに生きてきた。

その純粋な心に触れて、誰があなたを愛さずにいられたでしょう。


 そう、私達は最期まで、あなたのことを見つめていました。

自らの行く道を見失ってセーヌの泡と消えるまで

ずっと遥かな天空から見守ってきました。


 あなたの心に動揺が芽生えた瞬間は、あなたが自覚しているよりもずっと前でした。

ツーロンで、モントルイユ・シュール・メールで、そしてパリで

運命の力によって巡り会った人、ジャン・バルジャンと出会う度に

あなたの心は彼に引き寄せられていった事に、気づいていましたか?


 あなたは自らの変質を恐れ、拒み、急に襲い掛かった災厄に巻き込まれたと思った。 

しかし、それは違いました。

彼と邂逅する度にあなたの心に蓄積され、眠っていた小さな小さな影響が

砦の彼の行動や、下水道での自分の行動を引き金に全て目覚めたのです。

あなたとバルジャンは出会うべき運命だった。

まるでコインの裏と表のようなあなた方二人は、

引き寄せ合い、また対決しながら、共に高みに昇る運命だったのです。


 けれども、私達にはその結末が分かっていました。

あなたがその変化に耐え切れないという事を・・・。

渦巻く川面に身を投げる前に、あなたは私達を見て自分の世界が崩れた事と思った。

私達はいつもと変わらず、いえ、いつも以上の慈愛をもってあなたを見つめていたのに・・・。

どうする事も出来なかった。

あなたの黒い影が渦に飲み込まれて見えなくなってからも、ずっとあなたを照らし続けていたけれど、

あなたに私達の心は決して届きはしなかった。


 私達が凍っている様に見えたなら、それはあなたが世界を失ったからではなく、

あなたを失うことになる世界に、私達が涙を流していたからなのです。


 私達の愛するあなたへ



神に与えられた命を自ら絶ったのが罪だとしても

あなたほどその与えられた命に誠実に生きた人はいないから

あなたほどまっすぐに正しく生きようとした人はいないから

神はいつかきっとお許しになるでしょう。

その時まで、しばしおやすみなさい。


たとえセーヌの水底まで私達の光が届かなくとも

それでも私達はあなたの魂を見守り続けるでしょう。



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 長っ!詩とも散文ともつかぬ文章ですが、一体ジャンルは何なんでしょう(知らん)?
『STARS』が星へのラブソングだと、いつか村井さんが仰っていたけど、星だってジャベールの事を愛していたと思います。と、いうことで“星からのラブソング”をテーマに書いてみました。
 長ったらしい文章ですが、一番書きたかったのは、実は
 「私達が凍っている様に見えたなら、それはあなたが世界を失ったからではなく、あなたを失うことになる世界に、私達が涙を流していたからなのです。」
 だったりします。
なぜなら、それがジャベール警部を失った私やバルジャンの気持ちであり、絶望したジャベへの説得だからです(勝手にバルの気持ちを定めるな~・汗)。
 ちなみに、音方はジャベの事を救いたいと思っているのに、その気持ちとは裏腹にこんな微妙なものばかり書いてしまうんですが・・・、どうすればいいんでしょうか。
違うの!!精神だけじゃなくて、命も救いたいの!!本当なの!!
・・・今のところあのアホな作品だけか・・・_| ̄|○

 6月革命で命を散らした皆様、そしてジャベール警部のご冥福を、心からお祈りすると共に、これからも命ある限り愛で続けていく事をここに誓って・・・。
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by otokata | 2006-06-07 22:24 | レ・ミゼラブルSS