コロコロと興味の対象が移り行く音方による、日々の熱い物を綴ってみた日記。   ※アダルト・商業系サイトやここの記事とあまりにもかけ離れたTBやコメントは削除させて頂いています。悪しからずご了承下さい。


by otokata
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ありがとうとしか言えない。

 「実感が湧かない」、「信じられない」

 そんな言葉で逃げましたが、今朝目覚めた私を待っていたものは、母が切り取っていてくれた新聞の訃報欄でした。実感が湧かないのは今でも変わりませんが、手元の小さな記事を眺めると、悪夢じゃなかった、現実だったんだという気がひしひししてきます。ある意味一番信じたくない名前がこんな風に出ているのを見ると、「ああ、本当だったんだな。受け入れなくちゃいけないのか」っていう、そういう苦しさでいっぱいです。でも、やっぱり悲しいとかよりも、信じられない気持ちの方が大きくて、もういないなんてありえなすぎて、どうしていいのか分からない。

 色々な方の記事を拝見していると、やはりガンダムのブライト・ノアのセリフを思い出す方がダントツに多いのですが、私が鈴置さんの声と聞いて思い出すのは、「阿呆が」ですね。斎藤一にハマってからこの方の声を捜すようになったので。
 でも、そうか。もう斎藤さんがこれから新たな言葉を紡ぎ、私達に聞かせてくれる事はないんですね。和月先生がいなくなるわけじゃないし、斎藤さんご本人は当の昔に亡くなっているのに、斎藤さんも一緒に失ってしまうような、そんな気すらしています。彼は永遠に生き続けるにもかかわらず、あまりに鈴置さんの声が定着していたので、あの声がもう聞けないというのが、私の中ではうっかり斎藤さんにも直結してしまっているようです。そんなことじゃ、鈴置さんご本人も悲しんでしまいますよね。

 多方面で活躍していらっしゃった方に、最後までこの役の事しか言わなくてなんですが、私とこの方の(一方的だけど)関わりは、やはり彼を通じてだったので。
 斎藤一というキャラクターに声と命を吹き込んでくださった事に、とても感謝しています。
今はただ、あの方が安らかに眠れるよう、ご冥福をお祈り申し上げます。
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by otokata | 2006-08-11 10:56 | 舞台・役者さん