コロコロと興味の対象が移り行く音方による、日々の熱い物を綴ってみた日記。   ※アダルト・商業系サイトやここの記事とあまりにもかけ離れたTBやコメントは削除させて頂いています。悪しからずご了承下さい。


by otokata
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愛するには短すぎる/ネオ・ダンディズム!


 今日は宝塚に行って参りました。
祖母から頂いた”阪急友の会 貸し切り公演”の引換券を持って、妹と。

 行ってみると、引き換えの9時を過ぎているからか、並ばずにすんなりと引けました。
ベルばら以来のいい席です。でも、あの時よりも更にいい。

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 SS席 1階2列21番

 私、星組のくじ運いいんじゃないだろうか・・・?

 正直、ご贔屓さんもあんまりいない星組で、しかも湖月さんの退団公演でこんないい席を引いてしまって、妹と二人で申し訳なく思ってしまいました。

 ・・・雪組じゃこうはいかないのに。

 折角なので、どれくらい近いか写真撮ってみました。

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 センター寄り下手で、前から3列目です。
 買う時はほぼB席、時々A席の私にも、こういう幸運が舞い降りる事があるのですね!!すごいや、レミゼならお花争奪戦に参加できます!!・・・してみたい(ならちゃんとした席を買いなさい)。
 はしゃぎすぎてすみません。でも、金欠な上に気が多い、B席の常連なもので_| ̄|○





 <愛するには短すぎる>

 ギャグ盛りだくさんの、シリアスラブコメミュージカル?

 簡単に言うと、豪華客船で財閥の御曹司・フレッド(湖月わたる)が、幼馴染のバーバラ(白羽ゆり)に再会して恋をし、共に過ごした4日間の話。ただ、彼は4日間の船旅を終えると、会社を継いで婚約者と結婚しなければならない。バーバラは病気の母親の傍にいるために故郷に帰る。それぞれ新たな生活、別の道に踏み出そうとしていた今、出会って恋に落ちても、元の道に戻るしかない・・・、といったちょっとした苦さも含んだお話です。
 そこに、親友で自由に生きるアンソニー(安蘭けい)や、心配性で小言の多い執事のブランドン(未沙のえる)、バーバラの借金と、そこにつけ込んで言い寄るフランク(柚希礼音)、責任感の強い苦労性の船長(立樹遥)、女優の自殺未遂。船上での盗難事件など、色々な人物や事件が絡んで、エンターテイメントとしても楽しめるミュージカルになっています。
 救命胴衣を着て踊りまくってるシーンを見た時は「どうしよう・・・」な気持ちになったけど、ちゃんとまとまったお話になっていたし、思ったより面白かったです。

 何より、オペラグラスいらない距離で観るの、久しぶりだし!!

目の前をバーバラが走っていったり、目の前で漫才(?)が繰り広げられたりしてるのを見ると、いつもと違った感動があります!! 

 個人的には、場を引っ掻き回したり、まとめたり、素直で自由に動き回るアンソニー(安蘭けい)がすっごくお気に入り。可愛すぎ・・・v湖月さんとの息もピッタリ!カッコつけてバーバラを借金から救ったものの、ちゃっかり支払いは親友に任せちゃったりするところなんて、お約束過ぎてお見事(笑)。

 自分から欲することなく、押し殺して生きてきたフレッドと正反対に、自分の思うままに行動するアンソニー。フレッド側に感情移入してみてると、時々出過ぎ・やり過ぎじゃないかと思う事もありますが、あの天真爛漫さや素直さは可愛すぎて憎めないものがあります。バーバラのことを気に入っているけど、フレッドが本気で彼女を愛していることを分かっているから、二人が重たい空気になると、明るく前向きな言葉をかけたりすると、彼らだけじゃなくてこちらもホッとした気持ちになります。

 盗難事件の謎を解こうと真剣になったりしてる無邪気なところも可愛いし、歌もダンスも見事で言うことなし。
 何より笑顔が最高に可愛い!!

 それから、執事ブランドンの未沙さん、やはりお見事でした。間とか存在感とか、そういったものが一流。離れたところからフレッドを見守っている時の表情の優しさに、胸が熱くなってしまいました。
 ふと、昔見たブラックジャックを思い出したりしてしまって、正塚先生ってきっと未沙さんお気に入りだよね、と、思いました。シリアスもコメディもあれだけ演じられるベテランさんですから、お気に入り通り越して信頼するのも当然だけど、何かブランドンという役に愛を感じたので、とりあえず(意味不明)。


 <ネオ・ダンディズム!>

 面白かったです。久しぶりにレビューを真剣に見ました。席がいいのも大きいけど、星組さんの熱さがビンビン伝わってきました。「キャリオカ」の華やかさは、かなり圧巻。毎回こんな席で見れたら、どんなにいいだろう・・・。
 前半の、マント衣装にお貴族金髪の人が出てくるシーン「ネオ・ダンディズムB」なんて、美しすぎて目がくらみそうでした。湖月さん、フェルゼン以外の何者にも見えませんでした(笑)。


湖月わたるさん

 ああ・・・、退団しちゃうなんて寂しすぎます(T_T)
あんなに面白くて、男前で、不器用で優しいフレッドに出会って、レビューでパワフルなダンスをあれだけ見せて下さって、すっかり魅せられてしまいました。

 湖月さんの舞台を観るのは、別に今回が初めてってわけじゃないし、それなりに好きな役者さんだったのに、何だか今回初めて出会ったような気がしてしまいました。すごく大きな方だな、と思いました。身長や技量だけじゃなくて、存在感とか、包容力とか、そういうオーラの大きさ。銀橋を渡る時に、すぐ下の客席に向けてくださる笑顔があんまりにも優しくて泣けそうでした。
 「オマージュ」も、湖月さんのためにあるシーンなんだろうな、と思うと、切なくてやるせなくて・・・。しかも、「星組さんに愛されてるんだな・・・」って、ビシバシ肌で感じてしまったんですよ。 寂しいよ~。こんなに素敵な人が宝塚を去ってしまうなんて。

 本当、色々気付くの遅いよ、私。

 でも、嘆いていても仕方ない。
この方のラストステージを、こんな席で観る事が出来た事に感謝して、これから充実した大学生活を送る事が出来るように、そしてその先もずっと自分の思う道を進む事が出来るように、お祈りしております。
 そしていつか、また舞台でお目にかかれる日が来ますように・・・。
 
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by otokata | 2006-08-22 23:25 | 舞台・役者さん