コロコロと興味の対象が移り行く音方による、日々の熱い物を綴ってみた日記。   ※アダルト・商業系サイトやここの記事とあまりにもかけ離れたTBやコメントは削除させて頂いています。悪しからずご了承下さい。


by otokata
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ジキル&ハイド その3 1幕後半 終わる気のしない感想文


 遠征を口実にして、靴やら黒パンツやら買い物してたら、こんな時間になってしまいましたよ。明日の夜は仕事帰りの夜行バスなので、今日は早めに寝なくてはいけないのに、この文章が終わらないと気になって眠れません。

 と、言うか、いくら衝撃的過ぎる感動の舞台でも、MAと愛するオルレアン公を観た後、今のような状態で感想が書ける気がしないので、今ドバッと頑張ります!!




<第6場 ジキルの屋敷の前~書斎~研究室>
 
 屋敷に戻ったヘンリーは、希望と決意を胸に、自ら薬を飲む。最初は冷静に記録をつけていた彼だが、突如身体に異変を感じる。そして、ハイドが誕生した。

 ・・・あらすじは2行ですけど、まさに一つのピークですから、このシーンは!!

 ずっと生で聴きたかったんですよ、鹿賀さんの「This Is The Moment を!!
昔NHK、『二人のビッグショー』の放送で聴いた事があって、それ以来「ジキハイ観に行きたい!」って、密かに思っていたので、もう嬉しくて、涙が…(;_;)。

 で、感想・・・、書けないです。

 いや、無理。表現不可能。

 白状すると、・・・・・・覚えてませんから(爆)。

  何か、暖炉の部屋が引っ込んで、代わりに研究室セットが後ろから出てきたこととか、ヘンリーがレバーを引いたら歯車が回りだしたこととか、やたらと手の動きが激しかった事は覚えてるんですけど(どうでもいいことばっかり・笑)、肝心の細かい事とかは覚えてません。

 全身ダンボにして聴いて、圧倒されて、気がついたら終わってました。別にボ~っとしてたわけじゃないんですけど(笑)。その割には周りの事ばっかり覚えてるけど(汗)。
 猛烈拍手した事と、凄いものを聴いた気がした事は覚えてます。
 
 いや、でもとにかく素晴らしかったです!!
(もはや説得力なし?)

 それから、話は前後するんですが、ジョンがヘンリーを邸まで送ってくれるんですが、執事のプールに、「ヘンリーをすぐに寝かせるんだぞ。」みたいに申し付けるところ。
 なんか、執事殿とも気心知れてそうなところがまた可愛くて、「どれだけ普段遊びに来てるんだよ(愛)vv」とか、思ってしまいました。

 その後プールとヘンリーの会話があるのですが、

 ヘンリー「元気だった頃の父のことを覚えているか?」
 プール 「あんな立派な方は他には知りません。」
 ヘンリー「やらなければ。父のためにも・・・。」

 こんなに短い会話なのに、すっごくグッとくるんですよ。長い時間を共にし、一人の人への敬慕という共通の想いを持っているからでしょうか、二人の間の空気の質が他と全然違う。実際に家族だったような近しさ。こんなのを感じることができるなんて、本当に凄いです、鹿賀さん&丸山さん!!しかも、丸山さんさりげに父上役だし・・・。
 ・・・深いな(そうか?)。

 ちなみに、彼らが会話してる部屋の暖炉の上、正義のレリーフが彫ってありました。
右手に剣、左手に秤を持った女神・・・。タロットカードを思い出しました。

 ここまで長くなってしまいましたが、お話はこれからです。

 蛍光ピンクの、いかにも怪しい薬を試験管から飲み干したヘンリー。
さっそく記録帳に記します。

 「しょっぱい。塩味。・・・苦味あり。」

 それまでシリアスムードだったのに、途端に素になるんですよ(笑)。
ああ、あのニュアンスを表現できないこの身と文章力の無さが口惜しい。でも、文章に表せるものじゃないです、あの絶妙なお茶目さは。流石は鹿賀さん・・・vv


 冷静に記録をつけていたヘンリー。しかし、突如笑いがこみ上げてきます。
最初は狂ったような甲高い声だったのが、徐々に低い笑いに・・・!!

 遂にハイドが!?と、思いきや、まだジキルのままだったらしく、ちょっとガクッ。
ここの笑い声も凄まじいです。つか、変です(キッパリ)!!

 が、笑いが収まり、髪を振り乱したかと思うと、目と声が変わります。

 遂にハイド覚醒です!!!!
(長すぎるわ、この文章!!)

<第7場 ロンドンの街>

 「自由だ!!」

 そう叫んで研究室を飛び出したハイドが、歌いながらロンドンの街を徘徊するシーン。
なんだかもう、力が有り余って仕方ないようです。
町の人とか、目が合ったご婦人とか逃げてます。が、原作のハイドは「誰もが嫌悪感を抱く」設定だけど、あんな格好いいワイルドなお方と目が合ったら、私だったらついていくか、違う逃げ方になってしまうと思います(乙女走りとか・笑)。

 しかし、ハイド本当にヘンリーと違いますね。声も仕草も表情も。
今更ながら、同じ人が演じているとは思えない。 「獣は檻を破り いまや自由だ」なんて歌詞があるけど、歌い方と目が既に獣・・・。ものすごくエネルギッシュです。

 と、ハイドはすれ違ったルーシーを呼び止めます。

 「まて、さっき会ったな。」

 ハイドはヘンリーを通して会っていますが、ルーシーは当然ハイドと会った事が無いので、怪訝そう。

 「ルゥゥ~~シィィ~~!!ハハッ!!か~わい~いル~シ~!!」

 ・・・ごめんなさい。いくらワイルドで素敵でも、初対面の人からこんな口調でこんな風に言われたら、ルーシーじゃなくても逃げると思います。怪しすぎます、ハイドさん(爆)。

 「待て、逃げるな。逃げられると思うか!」

 哀れ、ルーシーは散々逃げ回ったものの、悠々と後を追うハイドから逃れる事は出来ないのでした。彼女は必死だけど、ハイド歩いてるし。ステッキを駆使してルーシーで遊んでる様に見えるし。

 とにもかくにも、ハイド覚醒でした。

<第8場 ジキルの書斎~ロンドンの通り>

 一週間も研究室に閉じこもっているヘンリーを心配して、エマとジョンが彼の邸を訪れているが、彼は誰とも会おうとしない。プールは、「彼の研究室から他の誰かの声が聞こえた。」と、ジョンに打ち明ける。やつれ果てたヘンリーと遭遇したジョンは、彼の身を心配するが、ヘンリーは「一人でやらなければいけない。」と、何も打ち明けようとはしない。

 世間では「ヘンリーが狂った」という噂が流れ、不審に思うダンヴァース卿に、エマは懸命に「仕事なの」と、説明する。
 
 ヘンリーの邸に、ルーシーが訪ねてくる。彼女の背中の傷を見てヘンリーは驚くが、治療中話しているうちにその傷をつけたのがハイドだと知り、彼は愕然とし、「すまない」と何度も繰り返す。
 そんなことを知らないルーシーは、ヘンリーの優しさに惹かれ、彼への想いを歌いあげる。


 ・・・あらすじ長いな、オイ。

 まず言いたいのは、「仕事をするだけ」(ヘンリー&ジョン&エマ&ダンヴァース卿)!
どうしてこの曲がCDに入ってないの~!?この4人の四重唱なんて、めちゃくちゃおいしいのに~!!内容は淡白だけど。

 ルーシーがいきなりヘンリーの前に現れたのもビックリだけど、着てた服の毒々しさにもびっくり!!ピンクで、なんかマーブルのような、まだらなような、変な模様だった。でも、仕事服に比べたら、何となくあれは一張羅なんだろうな、っていう気がします。日傘とか持ってたし。ヘンリーのところに行くから、精一杯お洒落したんだろうなぁ・・・。本当に可愛い・・・。

 でも、いきなり肩はだけだすのは驚きですよ!!何してるの、ルーシー!!
とか思ったら、普通に「その傷は!!??」ですからね、ヘンリーも。そうか、邪なのは私のほうなのか・・・。でも、こちらから傷は見えないわけだから、やっぱり・・・(ブツブツ)。

 ハイドのことを知ったヘンリーの、搾り出すような「すまない・・・、本当にすまない・・・。」が、とても辛かったです。多分ルーシーには聞こえてないけど。
 ルーシーはルーシーで、自分の世界に浸っています。
 「同情 愛情 あの夏の日差し 思う・・・。友情 純情・・・」

 帰り際、ヘンリーにキスをするルーシー。ヘンリーはビックリしてますが、ルーシーは照れくさそうに笑って帰っていきます。

 「もしあんな人に 出逢えれば 魔法のように 何もかも変わる」

 広い舞台いっぱいに駆け回り、目をキラキラさせて、あの可愛らしい声で歌うルーシーの、なんていじらしかったことでしょう!!きっと生活か何かの不本意な事情で娼婦になって(当然だけど、楽しんでやってるようには見えない)、「どん底」では擦れてしまったように振舞ってたけど、それでも純粋で、心が澄み切ってる女の子なんだ、って、強く感じました。
 で、このナンバーの最後の方は元の「どん底」のあるような通りなのですが、「あんな人が いたら いたら いたら・・・」って歌うルーシーが、とても寂しそうで、またどうしていいのか分からなくなってしまいます。

 彼とは釣り合わない自分の現実を思ったのでしょうか?
そもそも、歌詞が「もし、あんな人に出逢えれば」で、仮定ですからね。歌っているのはヘンリーへの想いだけど、「あの人が欲しい」という風には歌えないんでしょう。
 そう思うと、やっぱり切ないです。

<第9場 『どん底』近くの汚らしい通り>

 遂にハイドの最初の殺人!お相手は理事会メンバーの、ベイジングストーク大司教(大須賀ひでき)!!…個人的には、この人、年は食ってるけど結構男前な大司教だと思います(黙れ)。

 何といいますか、ハイドの殺人方法が、何かもう衝撃的です。

「偽善者だ!偽善者だ!!」と、言いながら2回往復踏みつけ→杖で殴る→杖で突いて壁際磔状態(スプラッタ)→落として喉元を突く→燃やす(驚)!
 格ゲーとかでコンボになりそうなこの流れ!しかもハイド、もの凄く楽しそうなんですよ。

 「エードワード・ハーイド!アーー!!」
で、炎がボワッて!!それで一幕終わり。

 ・・・ビビリました。
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by otokata | 2007-05-16 21:50 | 舞台・役者さん