コロコロと興味の対象が移り行く音方による、日々の熱い物を綴ってみた日記。   ※アダルト・商業系サイトやここの記事とあまりにもかけ離れたTBやコメントは削除させて頂いています。悪しからずご了承下さい。


by otokata
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蒼天の夢


 昨日父が高嶋家のドラマを観てたので、一緒にちょっとだけ観ました。
私が観たのは本当に少しでしたが、久しぶりにアニキ様のお顔を見て、封印してるMAのCD、封印解除したくなりました。今のところオルレアン公の曲をほぼ全てかっ飛ばして聴いています。
 アホなことしてるな・・・、とは思いますが、結構聴き癖ってついちゃうんですよね。4月~5月間に体験しました。「私こそがふさわしい」を脳内リピートしようとしたら、高嶋公爵の歌のみが再生されてしまって、綜馬公爵が全く再生できなかったので、今回はニュートラルな状態を保とうと思ってたのですが・・・、公爵の曲って好きな曲やパートばっかりなんですよね(ため息)。ああ、封印を解きたい・・・!アニキ様のお歌も聴きたい!!いや、だが、しかし・・・!!!と、葛藤が続いております。
 どちらにせよ、やっぱりこのCDだけは手放せないです。突然聴きたくなるので。


 前置きが長くなってしまいましたが、某レンタルビデオ店でNHK時代劇シリーズ『蒼天の夢 松陰と晋作・新世紀への挑戦』を借りて観ました。ご存知、綜馬さんが出演されているので前々から観たかったので、ようやくです。
 これに、伊藤俊輔(後の博文)役で高嶋政伸さんが大活躍してたので、本当出ずっぱりだったので、「あ、ちょっとタイムリー!」って(どこがだよ)。

 これがどういう作品かは、以下のところでご覧くださいませ。

蒼天の夢 松陰と晋作・新世紀への挑戦

 何だか非常に良質のドラマでございました。キャストはとっても豪華だし、理想に満ちた松陰や若き志士達の爽やかさが、いい感じです。私は普段は新選組サイドの作品を観る事が多いのですが、こういう高杉や松陰が活躍する作品も、十分楽しかったです。

 野村萬斎さんが高杉晋作を演じているのですが、もうどの角度から映っても美しくて、ヤバかったです。でも、奔放で生意気な若かりし頃の肩肘張りまくった態度。どっか計り知れない余裕の表情。松陰先生のことを語るときの感極まったような雰囲気も、とにかく全てが素晴らしかったです。出会いがしらからの変化が、感動的・・・!!
 それに、三味線での弾き語りがまたお上手!!高杉の有名な「三千世界の鴉を殺し」とか聞けて嬉しい。
 この人、どうしてこんなに完璧なんでしょう・・・。

 吉田松陰役は、中村橋之助さん。この方、実はお名前しか存じ上げなかったのですが、ああ、すごいな~、と。温かい雰囲気の方。そしてこの松陰、どっか天然。
 と、いっても、これまた若い向こう見ずな密航時代から、ターニングポイントの野山獄時代を経て、温厚な松下村塾時代と、まるで別人・・・!高杉と別の意味ですごい変化。達観してますからね、29歳とは思えない・・・。さすが松陰師匠なだけあって、彼の言葉は温かくて理想に満ちています。でも、聞いていて「甘い」って思ってしまうのは、史実の方で結末を知っているからなんでしょうか。あまりにきれいすぎて、それを「絵空事」と言った晋作に共感してしまった自分が悲しいです。
 いや、結局その理想を継いだ晋作と自分の「甘い」を、一緒にしてはいけない・・・。
 
 と、このお二人を筆頭に、藩主の「そうせい」侯に高橋英樹さん、野山獄で松陰の支えとなった高須久子役に天海祐希さん、しょうもないことで何かと晋作につっかかられる良きライバル・久坂玄瑞役に関口知宏さん、何だかやたらイメージ通りの桂小五郎役に阿部寛さん、地味に素敵・藩主の側近に生瀬勝久さん、そしてそっくりペリー(いい人!!)に、ダン・ケニーさん。
 書ききれないのですが、他にも豪華キャストが続々出演されていました。浜畑さんとか、笹野さんとか・・・。

 もう是非是非再放送して欲しいです!よっしゃ、NHKさんにリクエスト送ります!!




 で、綜馬さんは松陰の兄上、杉梅太郎で出演されてます。

 玄瑞と張り合うために晋作が入塾した頃。およそ観続けること、32分くらい・・・。
 家族達の集まる部屋の片隅で、真面目そうな顔をした方が一人。

 「まずいことになった・・・。」

 登場した瞬間から困ってる―――(爆)!!!!

 彼は罪人である虎之助の塾に高杉のような名家の子息が入塾することで、目立ちすぎてしまう事を憂慮しているのですが、そのことを松陰に語るときの呼びかけが、

「そうだろう、トラ」

か、可愛い―――!!!!トラって、トラって、困ってるのに、この呼びかけに何だかすっごい愛情を感じました。

 しかも、一歩前に出てきたと思ったら、

 「この飛耳長目ものう・・・、誤解されやすい。」

 語尾に「のう」ってついたー!!!こんな綜馬さん知らないっっ!!

 「飛耳長目(ひじちょうもく)」は、私製の瓦版みたいなものらしいのですが、藩士などでもこの情報誌を楽しみにしている者がいるという意見に対し、「その楽しみが危ないと思う者も多いのだ。」と、これまた困ってます。ちなみに、このセリフを聞いたとき、『李香蘭』の杉本が頭をよぎりました。なんか、この響きは以前どこかで・・・!!でも、どのセリフを思い出しかけたのかが分からないです。
 綜馬さんはドラマでも張りのあるお声で、出てきた瞬間に余所見をしていても、発声が他の方と違うこともあり、即「綜馬さんの声がする!!」って分かります。髷を結っても可愛いなぁ、このお方は・・・。

 ちなみに、綜馬兄上の危惧は当たっていて、幕府の中には松陰を処刑せよという声もあがっていたのですが、家臣の言うことなら何でも「そうせい」と言う藩主が、「松陰は長州の宝。この件に関しては絶対に「そうせい」とは言わん」と、かっちょ良く言い放ったので、何とか無事におさまります。そして、さり気に傍にお仕えしてる生瀬さんが素敵ですw
 
 次の出番は、1時間21分時点くらい。

 再びピンチのようで、リベラルな松陰の教えがヤバかったのか、上からお達しがあったようです。

 「トラは読み書きだけを教えていれば良かったのです。」

 再び余所見がちに見ていた状態から、かぶりつき。不意打ちでこのお声は、すごい覚醒状態になれます。
 「藩命など拒否すればいい」という百合之助に、「叔父上、断固拒否すればどうなるとお思いか。」って、険しいお顔で反論。
 「どうなる」
 「梅太郎の職を免じるというのです。」と、母上。
 「虎之助の一人のために一家枕をそろえて路頭に迷えと仰るのですか。」みたいに梅兄さん更に反論。

 何てこった・・・。兄上がクビになってしまう・・・!!!
ってかそれよりも何よりもまず、兄上が一人でこの家の生計を担ってるのですか!?
 そういえば、塾代はタダだったっけ・・・。あの線の細い神経質っぽい兄上の肩に・・・。
兄ちゃん、頑張れ・・・(涙)。

 そんないじらしい兄上なのに、「塾を閉じるべき」って言ったら、叔父上に「虎之助の生きがいを取り上げるなど、お前は鬼か!」なんてとんでもない罵られ方をされてしまいました。それがもう、アップでわなわなしてるだけでももうこっちは限界なのに、遂に立ち上がってブチ切れちゃいましたよ!!ブチ切れる兄上様・・・、素敵・・・(腐ってる)ww

 「私が喜び勇んで塾を閉じろといってるとでも思っているのですか!!」

 みたいな感じで。もう表情が、怒りの表情が・・・!!私はうっかりそこにジャベール警部をみちゃいましたよ。

 しかもそこでの母上の発言で衝撃の事実発覚!

 この兄上、弟のために毎日野山獄に通ってたらしいですよ!?

 何、その可愛さ!!あの兄上が、あの兄上がほのぼの野山獄へ!?
 何てこった!!現実主義の真面目なマブい兄上は、一家を支える大黒柱で、しかも究極の弟想いであったか。

 こちらが驚愕していると、松陰と母上のお背中ごしごしシーン(この作品2度目)で、更に悶えんばかりの展開が!

 「兄上も最後には、免職になってもまた皆で内職をすればいいと、笑っていましたよ。」

 どこまで弟思いなんだ、あの人は――!!!!????
ってか、そのセリフを言って笑ってるシーンを流してください(T○T)
 もうこの話「杉梅太郎 ―吉田松陰を支え続けた兄の愛―」でいいよ!!
見たいよ、私それ!!たとえお茶の間に需要がなくても!!(ダメじゃん) 

 
 で、最後の兄上登場シーンは、よりによってこのシーン。

 「先月の21日、虎之助が処刑されました。」

 
 ・・・思えば始まって最初の登場シーン。この1分だけで兄上退場になったらどうしようと思ったけれど、兄上、すごい役じゃないですか(今更の上、大変失礼です)!!??

 ちなみに状況はどうやら知らせが行き違いになっていて、彼がその知らせをもたらしたのは晋作が家族に松陰のことを語っていたその時。

 いきなり改まった濃グレーの裃姿なので、あまりの格好良さに、口を開くまで別の意味で呆然自失でした。カッコよすぎるよ、この人・・・(涙)。

 「その中に遺書が入っています。」

 それを、母上が「何があっても動じないと約束したのですから」と、読もうとするのですが、さすがに声にならず、叔父上が読む事に。最初からわかってた事とはいえ、「親より先に死なぬ」って約束してたのに・・・。と、思うと、ものすごく辛いです。
 
 で、叔父上の朗読を聞いていてみんな悲しみに沈むのですが、

 アップで映っている
目に涙をいっぱい溜めて、ひたすら堪えてる兄上がもうどうしようもないです。

 あんなに虎之助のことを案じていたのにね。
現実的で厳しい意見を述べながらも、ずっと心配していたのに・・・。

 っていうか、それにしても、あんな綜馬さん知らない・・・。

 眼福極まりなかったです。リクエスト、頑張ります!!!!!!!

 
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by otokata | 2007-06-27 20:02 | 舞台・役者さん