コロコロと興味の対象が移り行く音方による、日々の熱い物を綴ってみた日記。   ※アダルト・商業系サイトやここの記事とあまりにもかけ離れたTBやコメントは削除させて頂いています。悪しからずご了承下さい。


by otokata
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薄皮一枚隔てた感触の快感・・・、分からん。


 TSU●AYAでレンタルしてきた『人間椅子』を観ました。
 ヤマジさん演じる人間椅子が観たかったからなのですが・・・、これって・・・。

 私、ご贔屓の役者さんの役に向かってこれほど「いやそれヘンタイだからっ!!」なんてツッコミまくったの、オルレアン公爵以来二人目です(公爵は、劇場内だったため、脳内で歓喜のツッコミ入りました)。

 えっと、どこからどこまでがネタバレになるのか分からないので、全面的にネタバレ解禁で書きます。

 江戸川乱歩の原作は、読んではいないもののどんなのか大雑把に知ってるくらい。
だから、原作と比べてどうとか、そういうのはよく分かりません。
 この映画、独特の雰囲気があって面白いんだけど、ちょっと理解不能かもしれない。
土いじりは大丈夫で、嫌がっちゃいるけど一応旦那様と愛も交わせて、それなのに手紙を読む際に使い捨て手袋みたいなのをはめたり、床の埃を一心不乱に雑巾掃除する、佳子さんの潔癖症がまず信じられないし(みもふたもない・・・)。故に、「ああ、最初から素質あったのかなー」なんて思うと、妙に理性的に納得してしまいました。いくらなんでも魚と濃厚キスは出来ないと思うんだけどな、本当に潔癖症だったら・・・。いえ、勝手な想像ですが。

 触覚と嗅覚と味覚(??)との官能の世界ということだけど、倒錯しまくってて、私みたいなお子ちゃまにはちょっと受け入れがたいというか、ピンとこなかったです。結果、何度「ヘンタイ」って口にしたか(笑)。

 結末も、「春琴抄」みたいだけど、「そこまでする?」と思うと、少し怖くなりました。
常人には理解し得ない形の幸せを手に入れた、一見平和そうな家族。
理解出来ないという意味で結局一番怖かったのは、ラストだった気がします。
 あ、でも単純に怖かったといえば、あの腹話術の人形も怖かったな・・・。

 でも、面白いといえば面白かったです。文字通り、私の知らない世界。
いちいちツッコミを入れずには観られない、倒錯した世界。
気になって二度も観直したせいで、寝不足です。


 それで、肝心のヤマジさんですが、10年前と言うだけあってお若い!!
相変わらずヘッドホンで聴くとヤバいくらいの色っぽいお声と、整った顔立ち、そして綺麗なお体(なんと裸!!)で、官能的な雰囲気に拍車をかけてました。肌綺麗だった・・・。って、これじゃ私がヘンタイ・・・_| ̄|○ 
 椅子の中に入る椅子職人の役なのですが、最初の「働けど働けど我が暮らし楽にならず・・・」を絵に描いたような貧しく哀れな状況は普通に哀愁にじむ中年男性なのに、佳子と出会ったときのお姿は本当に魅力的な男性なので、クラクラしました。手紙の朗読も、妙にエロくて、一人でキャーキャー騒いでしまった辺り、術中にまんまとはまってしまってる気がしてなりません。
 しかし、魅力的なのも当然!人間椅子は本当は佳子の旦那様で、姿は見せないようにしていたし、声は得意の腹話術を使っていたので、彼の姿は幻想上の姿のようなものだったのです。その証拠に、鏡に映っているのに実際には存在していない。

 つまり、
 ・・・旦那様の腹話術がヤマジさんvoice・・・。
 ・・・旦那様のイメージがヤマジさんの姿・・・。

 どんだけ―!!!!????

 美化したドッペルゲンガー?理想像のスカーレット2?
新たな世界への導き手に相応しく、魅力的な姿の男性にしたとですか??
本当に「どんだけー!」ですよ(爆)。

 でも、結局佳子は知ってたんですよね、相手が自分の夫だという事を。
それでも隠し通して欲しかったし、嘘を吐き通して欲しかった、その気持ちだけ、分かるような分からないような、複雑な気持ちです。夫だと分かっていても駆け落ちして欲しかった。視覚をさえぎって物や人の本質に触れているので、姿かたち、更に夫であろうとそれは問題じゃない。でも、彼の姿を正視したときに夢は終わるのですから、やはりそうでもないのかな、と思ってみたり。ああ、ややこしい・・・。


 話の方は前述の通り、分かったような分からないような、受け入れられるような受け入れにくいような微妙な線だったので、半分はヤマジさん観賞になってました(オイ)。妖しく魅力的で、目が離せなかったんですもの!!

 ってことで、ヤマジさん的特にツボなショット!!

 佳子との最初の出会いで、布を持って近づいてきた時のアップのシーン!若々しくて、ハンサムで、色っぽくてドキドキします。鎖骨がきれ・・・(以下自粛)。

 それから、最後の方で、佳子が遂に椅子職人に駆け落ちを切り出したあと、「奥様はもう旦那様のもとには戻ってこないかもしれません」と、旦那と職人が対話するシーン。布ごしの対話なのですが、布を通して少しぼんやりと見える、「本当に、よろしいのですね。」と問うた哀愁漂う人間椅子さんが最高に綺麗でした。が、この辺りからは何だかとても最初に出会ったときに比べたら年を重ねたように見えました。そんなに時間が経過しているように見えないので、旦那自身の心の辛さがそう見せたのかな、と勝手に想像してみました。

 後、目隠し髭剃り(怖っ)で、傷をつけてしまった佳子が手当てのために目隠しを取ろうとした時、「約束!」と怒鳴った時に「わぅっ!」って思いました。怒鳴られたい・・・(やっぱり私がヘンタイ)。でもその後で佳子が傷口をペロッとしたときには、激しく怒りを感じました。っていうか、全編ひっつくたびに殺意が・・・って、はい、ごめんなさい、これくらいにしときます。

 あれ、この文章って、結局私のヘンタイを露呈しただけでしょうか(悩)。
まあ、今に始まった事じゃないのでお許しを・・・。
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by otokata | 2007-07-11 21:42 | 映画