コロコロと興味の対象が移り行く音方による、日々の熱い物を綴ってみた日記。   ※アダルト・商業系サイトやここの記事とあまりにもかけ離れたTBやコメントは削除させて頂いています。悪しからずご了承下さい。


by otokata
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レ・ミゼラブル 7月14日 昼の部 


ジャン・バルジャン・・・別所哲也 ジャベール・・・阿部裕
エポニーヌ・・・島田歌穂      ファンティーヌ・・・山崎直子
コゼット・・・富田麻帆        マリウス・・・石川禅
テナルディエ・・・駒田一     テナルディエの妻・・・瀬戸内美八
アンジョルラス・・・東山義久
グランテール・・・松村曜生     フイイ・・・石井一彰
クールフェーラック・・・麻田キョウヤ
コンブフェール・・・菊地まさはる
プルベール・・・野島直人      ジョリ・・・中本吉成
レーグル・・・中井智彦       バベ・・・櫻井太郎
ブリジョン・・・藤田光之      モンパルナス・・・赤座浩彦
クラクスー・・・五大輝一
ガブローシュ・・・原田光
(相変わらず女性アンサンブルまでまだ目が行きません_| ̄|○)



 携帯からのミニ記事でも書きましたが、この回は何だか良く分からないけど涙ダダ漏れ&めっちゃくちゃ感動しました。前回は乗ってくるまでかなり時間がかかったのに、今回は阿部ジャベールが出た時から、「あ、凄いいい!」と、入り始め、「バルジャンの独白」で鳥肌が立ち、宿屋の主人に釘付けになり、久々の東山アンジョに感激し、SPのお二人に感動し・・・、と、忙しかったです(^^;)

 今思えば、6月のあの日は、気分が「お祭り」で、「レミゼを観る」という感じじゃなかったのかもしれないな、と思います。
 昨日は観ていて、レミコンを観始めた時代の気持ちを思い出しました。
まだ宝塚以外のミュージカルをあまり知らなくて、このミュージカルだけが特別で大事だった時の気持ち。憧れ続けて、ようやく舞台を観られて・・・、まあ、一緒にやな事も思い出しましたが、初心に戻った気持ちです。
 
 (どうでもいいけど”漏れ”と打とうとして”母礼”と変換したMYパソ、褒めてやりたいと思います。流石AKURO仕様・笑)




 別所バルジャン・・・6月に拝見した時よりも、鬼気迫るものを感じました。やっぱり1月経つと違うな、と思います。「バルジャンの独白」が感動的でしたし(やっぱり銀の燭台に口づけするのが好き!)、「彼を帰して」も、大きな愛に包まれている気がしました。何より、エピローグでコゼットを抱きしめて、「コゼット・・・!コゼット!!」と、呼び続けているのを聴いた時には、「パパ、死なないで!!!」なんてコゼットに100%感情移入してしまいました。

 阿部ジャベール・・・想像してたよりもずっとジャベール警部でした。一つ一つの演技が丁寧で、厳格さを感じさせる警部。こう書くとスタンダードっぽいですが、厳しい一辺倒とかじゃなくて、ちゃんと「こういう生き方を選んだ一人の人間」と言う感じの、本当に正しくジャベール警部を見ている感じがしました。ポニテはゆるくウェーブがかっていて、警防捌きは中々クルクルと器用に扱われる模様。
「対決」では、リーチは短く威嚇のように警棒を振り下ろすタイプ。そうそう、対決の時に、市長が椅子を壊した時に「ぬぉっ!?」とか、倒れる時に「うぬっ…」とか叫び声が上がったのが可愛かったですw
 それに、阿部ジャベと言えばシルクハット!!!レミコンの時に持っていらっしゃったという話はお聞きしましたが、今回もちゃんと持ってるんですね!!「ジャベールの介入」で被って出ていらっしゃった時、一気にテンション上がりましたよ(>▽<)!!挿絵やフィリップ・クォスト氏以来、見たことなかったものですから、シルクハットの警部!!シルクハット持ってるから、「スターズ」のお祈りは、右手を胸に、左手(帽子持ち)は後ろの、片手お祈り。ああ、綜馬さん思い出す…。しかも、静かに優雅に退場。説得力のある「スターズ」に、優雅な退場だったので、ごめんだけどその後の「大きなツラして何様気取り」が、「妬いてるの?拗ねてるの?まさか、ひがんでる?」って風に聞こえてしまいました(うっかり)。
 2幕ではなんといっても、「昔は俺も戦ったー!」ですよ。「そうだね、うんうん。」と、思ってしまいます。と、いうかグランテールのセリフを聞くと、真っ先に警部を見てしまいます(汗)。スパイがばれた時は、そんなに小芝居していなかった気が・・・。銃に手が触れていたものの、周り皆が銃を構えていたたためあえなく断念。
 バルジャンに助けられた際、立ち去る時に両手を広げていたので(うろ覚えだけど多分マチネ)、頭から信用してなかったんだと思います。バリケードに戻ってきてバルジャン探しして落ち込んでる様子は、やっぱりグッときます。切な過ぎます、ここのジャベール警部。初心モードに入っているので、ここでまた涙腺スイッチがオンに。
 自殺も、今まで堅実に構築していたジャベール像がガラガラと崩れた感じで、何となく納得がいきました。この方の笑いは、橋を乗り越えて歌うまでに入るのですね。でも、狂ったようじゃなくて、水面を覗き込んで深遠を垣間見た時に、先も見えない世界を感じたときに、何だかもう笑うしかなくなった、というように感じました。
 阿部ジャベールを観るのは、多分最初で最後なのですが、それが惜しいくらいのジャベール警部を見せていただきました。

 島田エポニーヌ・・・SPキャスト!伝説のエポニーヌ!!
本当に凄かったです!!月並みな表現ですが、凄いとしか言いようが無いです。纏ってる空気がエポニーヌ。仕草、声、表情、目の前に本物のエポニーヌがいるとしか思えなかったです。
 どちらかと言うと、笑った顔はあんまりしていない気がします。いつも少し寂しそう。「エポニーヌの使い走り」なども、私が見た女優さん達は結構表情クルクル変わったりしているのですが(「何くれる?」とか)、「何くれる?」も、言葉のやり取りの中で、何も期待していないけれども発した「私があのお嬢さんを探し出すのは、あなたにとってどれくらいのものに匹敵するものなの?」というような、切ないものに感じました。「心配してくれた!?好きなの、私を」のところは、声は明るかったのに、席の都合上顔が見えませんでした。残念…。
 文章の前後が逆ですが、「使いっ走り」のシーンはすっごく絶品でした!!「コゼット、思い出す。コゼット、変わった。惨めな今の私を見て…。」
このパートで、これほどの切なさを感じたのは初めてです。
「こんなものよ、私の恋。笑っちゃうわね、本当…。」
 何が違うのか分からないのですが、痛いくらいに切なさが伝わってきて、思わずルンタルンタしてるマリウスが恨めしくなってきてしまいます。
 バルジャンに手紙を渡すシーンでは、ずっともらったお駄賃を返そうとしていました。「お金が欲しかったわけじゃない」とでも言うように。それに続く「オン・マイ・オウン」。鳥肌立ちました。いつどの雑誌かは忘れてしまったけど、「オン・マイ・オウンや夢破れては、ページをめくる感じ」みたいなことを書いてあったのを思い出しました。(多分、昔の「月刊ミュージカル」)しっかりとその時その時の歌の世界が作られていて、寂しさ、喜びから切なさ、と、移り変わりがすごく力を持って迫ってきた様に感じました。
 「恵みの雨」は、もう涙腺全開!!「大丈夫、ムッシュ・マリウス」での上目遣いが、気遣ってるようにも引き止めるようにも見えて、その表情一つで、こちらも引き込まれていきます。しかもこのエポニーヌ、本当に死にそう。時々腹部を押さえてしゃくりあげるのですが、何だかコートの下から血が噴出してそうなくらい、臨場感があって、もう半分くらいは天国に行ってしまってる感じがしました。傷は苦しそうだけど、もう何の心配もなくなって、本当に平安を手に入れたような、そんな「恵みの雨」でした。
「遠い道のりを、たどり着いた」
この歌詞を聞いて、「ここまで本当に頑張ったね」って思ったのは初めてでした。酒場の女の子(ごめんなさい、誰か分からない)が、ずっと嗚咽漏らしてましたが、もしかして、本当に泣いてたんでしょうか、あの方。1階席のあちこちから、啜り泣きが聞こえて来たので、やっぱり皆さん引き込まれていたんですね。

山崎ファンティーヌ・・・「夢破れて」がどうも好きじゃなかったので、ちょっと苦手意識が芽生えてしまったかも…。感情込めすぎるあまりか、リズムがかなり崩れていたので、違和感がありました。「ファンティーヌの死」とかは良かったのですが。

富田コゼット・・・彼女はどうしても発声が苦手で…。全ての音に細かいビブラートがつくのが生理的に苦手です。前回とあんまり印象変わった感じはしないのですが、エピローグがすごく良かったです。っていうか、昨日のあのエピローグはなんだか神がかってた気がします。

石川マリウス・・・最初出てきた時、SPのこと忘れてて誰かと思いました(^^;)
学生たちといると流石に年上に見えてしまうのですが、2幕の辺りになるとすっかり慣れてしまいました。ずっとマリウスをされていたから当然かもしれませんが、ルックス以外では何も違和感無いんですもの。でも、国王陛下と声違うのでビックリしました。これでジャベとか、本当に凄い。
エポとも仲良しのポヤッとした感じがいい!「何だよ、ふざけて~♪」の後に、「何だよ、新しい遊びか?ん?(笑)」って聞こえた気がしました(爆)。エポのほうはちょっと背伸びした感じだったのに、本当に分かってないのね~♪でした。
プリュメ街は、一生懸命(笑)。「いつも~♪」で手を合わせるところなんかは、いきなり大きな声だったので、コゼットもビックリしてた気が…。でも初々しい。
それから、「恵みの雨」!SPキャスト凄い!!あのエポにこのマリウス!!すごいシーンが出来るはずだ。すっごく優しくて、慈愛の空間が出来上がってました、あそこ一帯。
「カフェ・ソング」とかも良かった!!「ああ友よ~、聞くな!!!!」の迫力と悲しみとやるせなさが特に印象的でした。
 
続きはまたのちほど・・・。
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by otokata | 2007-07-15 17:27 | 舞台・役者さん