『宝もの』 その3 つまりこのCDが既に宝ものになったってこと。
2006年 05月 09日
本当なら4日くらい前にはUPしてるはずだった『宝もの』レビュー、完結編です(汗)。
何だかここのところ、色々な事があったな・・・(しみじみ)。
あんまりにもデパートのバイトに入れ込みすぎて、休んでもいないのに連休疲れしてしまいました。特にしんどい仕事じゃないんですけどね、あれは。
あんまりにも岡さんの曲の時に表情が変わりすぎたり、語りだしてしまったりして周りの人に迷惑をかけたっぽい事も、今となってはいい思い出です・・・。人前で聞くときは、覚悟して聞きましょう(笑)。
「あ・め・が、あがったよ~、お・ひっ・さ~まがでてきたよ♪」
口ずさむ時も、他の人には聞かれない場所で歌いましょう(汗)。
って、『宝もの』だってば。
岡マジックにかかりすぎだから、私(苦笑)。
9.思秋期
・・・いや、この曲が控えてるから書きにくかったのかも、この記事(汗)
綜馬さんが「歌いたかったから」と、このCDに収録した曲。元は岩崎宏美さんの曲らしいですね←知らなかった。
・・・いつも飛ばしちゃうんですよね、これ。
だって、すっごく悲しくなってしまうんですもの!!いい曲だし、しっとりとした雰囲気が綜馬さんに似合ってるんですけど、逆に似合いすぎて切なくなりすぎて、深い淵に落ちて戻って来れなくなってしまう気がしてしまって、ついつい避けてしまいます。
もう少し大人になってから・・・かも。
10.Nella Fantasia
このCD、ちょっとモリコーネ色が強いので、うっかり図書館でモリコーネのCDを借りてきちゃったじゃないですか(笑)!えっと、これ聴いてて最初イタリア語って気づきませんでした。巻き舌ソフトだな~、綜馬さん。
私が何か言うより、綜馬さん本人のコメントを読んだ方が私の受けた印象も全て表現しきっている気がします。
「出会ってしまった曲。これを聴いて、何かモヤモヤしていたものがスポーンと取れる、祈りをより強く祈るような、矢が貫くエネルギーがあるような曲ですね。それがこの曲の強さ。この曲で"想いのベクトル"が誰かが誰かを想うから、ワールドワイドに広がって行けばと考えました。」
11.ありがとう
こんな風に想われてみたい 第四弾!!
この曲すっごく好き!!流石は”耐える悲劇の夫が似合う”綜馬さん(本人談)!!
もう何て言えばいいのか・・・、私には言い表せる言葉が見つかりません!!
(さっきからそんなのばっかりだな、私)
限りない愛に包まれてるような気がして、すっごく満たされていくような気がするといいますか・・・。亡き恋人か妻へ歌っているのですが、切ない曲というよりも温かな気持ちになる曲です。
ちなみにこの曲はにしきのあきらさんをモデルにして作詞・作曲し、ご本人にも歌って欲しいとお願いに行ったとか。でも、断られて、ご本人は次の奥様と結婚してしまわれたのを知って、「歌えないわけだ(笑)」と、語ってらっしゃったらしいです、音一会で。是非私もその場に居合わせたかったです(涙)。綜馬さんの”生・ありがとう”を聴きたかったー!!!
12.宝もの
このCD聴きながら、東京の叔母さんに、「太田裕美さんって誰?」って聞いてから、早2週間は経つんですね(遠い目)。
「そっかそっか、『木綿のハンカチーフ』の人か。」って、初めて名前を知りました。局は知ってたのですが・・・。
可愛い声の人ですね。デビュー30周年でこの声ですか・・・。堀江美●子さん並に声が変わらないな・・・、と、思ってしまいました(何故そこで堀●さん?)。
でも、可愛いけど、曲にもあってるけど、綜馬さんとデュエットすると、声がそれぞれ独立して分離してる感じがします(汗)。お互いが勝手に歌ってる感じがしないでもないのはどうしてなんだろう・・・?声の個性が強いからなんでしょうね、きっと。
曲自体はとっても素敵で、物語的です。1番は共感できるし、2番は微笑ましいし。
こんな作品を生み出す優しさを持った綜馬さん、本当に大好きです(告白)!!
and…・・ 出待ち入り待ち
私、一度もしたことないんですよね。出待ちも入り待ちも。ヅカファン暦とか長めなのに。
いえ、宝塚はいいんですよ、あの待ちは文化だから。
だけど、レミゼとか行っても勇気が出ないんですよね。大抵観劇は一人だし、迷惑になってたら怖いし、そもそもどこで待ってればいいのか分からないし(涙)。
そんな私が出会ってしまったこの曲とこのコメント!!
「十二夜」の時に、楽屋を出て行く時に待っている人達とのやり取りを聴きながら出来た曲です。今までは僕のファンの方以外にむやみやたら声をかけてはいけないと思っていたんですが、「十二夜」の時にこの方達も作品を観に来てくださったお客様なんだと思えるようになったんです。それが嬉しくて作った曲です。
千秋楽の日は、楽屋を出て行ったら急に寂しくなって、それに気付いた僕は、大切なことに出会えたと思って、感動しました。
・・・ですよ。
いいんですか、綜馬さん?
こんなこと言ってたら、私もしちゃいますよ、出待ちとか入り待ち・・・。
どこまでファンを大切にしてくれるんですか、あなたは!!
宝●歌●団なんて、劇団を褒め称える曲しか作らないのに(比較そこかい)!!
これ聴いてると、本当に「出会えて良かった」って思います。
こんなに優しくて素敵な綜馬さんに、本当に出会えて良かったです。
とりあえず・・・、誰か私と一緒に出待ちしてくれる人募集(笑)!!
まずは大阪の音一会と来年8月のレミゼ・・・(切実)。
と、いうわけで『宝もの』語りでした。
何というか、綜馬さんの心地いい声に包まれてるようなアルバムだと思います。
静かな夜に、誰か大事な人とお酒を飲みながら聴きたいな・・・、と思いました。
残念ながら、そういう相手はいないのですが・・・(聞いてない)。
次は、『十二夜 <ハイライトライヴ録音盤>』語りでもしよっかな♪
by otokata
| 2006-05-09 21:55
| 舞台・役者さん