こんな本読んでみた。
2008年 04月 29日
以前、と言っても、2週間ほど前?
地元の本屋でテーブル1個使って平積みにされていたのが印象的で、気になってつい買ってしまいました。
まさかの結末
あんまり大々的に宣伝してたから新刊かと思ったのですが、売ってる本屋が少なくて、しかも第2弾とかでてるし、「あれ?」って思ったら、2006年8月発売・・・。しまった!まず古本屋から見るべきだった・・・。
とりあえず公式の説明から
ベストセラー作家が贈る、世にも奇妙なショートショート集、登場!物語のはじまりは、ごくふつうの風景。それがねじれていき、やがて、皮肉な笑いと、背筋が寒くなる幕切れが訪れる―TVの超人気番組の出演者に選ばれた若者の悲喜劇『死者の挨拶』。たがいの眼球を提供しあう約束をした男たちの悲惨な運命『目には目を』など、全24編を収録。ミステリーからホラーまで、歴史小説から神話まで、趣向を凝らし、バラエティに富んだ味わいをお楽しみいただけます。
オビに嘘はありません。けど、この文読んでるときはもっと面白そうだったんだけどなぁ・・・。
シュールな世界観に期待してたんだけど、それはまぁ、裏切られなかったんだけど、私は一連のブラック・ジョークを面白いと思えるような人間じゃなかったみたいです。こういう笑っていいのかよく分かんないようなオチは苦手だ。
それに、ミステリーと言うほどミステリーっぽいわけでもなく、ホラー・・・といえばホラーなのか?って感じ。
ただ、本当に1つ1つは短くて他愛無かったりするのですが、時々フッと、考えさせられるようなものが出てきたりして、油断なりません。知識がやたらディープなものとか、さり気に環境の話とか。
しかし、私の価値観で700円はちょっと高かったかなぁ・・・。
この頃必要なもの、欲しい物がたくさんあるから、そんなセコイことを考えてしまったりしますorz。
by otokata
| 2008-04-29 01:17
| 読書